2017年02月14日

インフルエンザになりにくい住宅とは! その2

10年ぶりにインフルエンザにかかり、
住環境の問題と仮定し、
その検証行っています。

今回は、その2
と言う事で、
その1で立てた仮説、温湿度の状況。

2017年2月12日(日)朝7時
外気温-6℃
インフルエンザになりにくい住宅とは! その2

この寒さの時こそ、
この家の温度、相対湿度を測れば、
何か見えてくるのでは?と思い、
熱も下がってないけど、
別の意味で熱くなってきた。
そして、家のあちこちを測定しました。

計測すると、いろいろ面白い状況が見えてきた。

先ずは、各階のデーター

1階玄関 12.8℃ ここは湿度計測していない
インフルエンザになりにくい住宅とは! その2

1階居室温度 21.1℃
通常は15℃以下で、今回も感染した時は同じでした。
インフルエンザになりにくい住宅とは! その2

1階居室相対湿度43%
通常同じ程度
と言う事は、
仮に温度14℃ 湿度40%としたら
絶対湿度は4.8
になるので 感染してもおかしくない
警告条件だったことになる
インフルエンザになりにくい住宅とは! その2

2階居室温度 16.8℃
インフルエンザになりにくい住宅とは! その2

2階居室 相対湿度59%
と言う事は、絶対湿度8.4
注意レベルです
インフルエンザになりにくい住宅とは! その2


続いて
3階居室温度 16.8℃
インフルエンザになりにくい住宅とは! その2

3階居室 相対湿度55%
と言う事は、絶対湿度7.9
2階同様 注意レベル
インフルエンザになりにくい住宅とは! その2


今日のここまでの考察
ここでみても、絶対湿度が、1階と2,3階とではかなり違うことが分かる。
感染は、外でしたとしても、時間と経過の関係もあると思うけど、
ウィルスが生存できない状況下に入れば(家の中の状態)、
何らかの効果があるのか?

家の中がウィルス生存しにくい状況を作ると言う事は、
マイナス面は全く無く、寝ている時間含め、
子供や高齢者は特に、
家にいる時間が長くなるので、
感染対策には、
非常に有効に思える。

この我が家のデーターは、
日本の住宅の中では、
良い方の住宅だと思う。
断熱性能の大きなミス(1階部分)を除けば、
気密性、断熱性、快適性は、
言い換えれば、風邪やインフルエンザなどのウイルスを
寄せにくい。

しかし、絶対湿度11.0以上にはほど遠い。
現状から、何処まで、11,0へ近づけられるのか?
更に検証続けます。

次回は、窓の温湿度の予定です。






同じカテゴリー(温熱環境)の記事画像
インフルエンザになりにくい住宅とは! その3
インフルエンザになりにくい住宅とは! その1
同じカテゴリー(温熱環境)の記事
 インフルエンザになりにくい住宅とは! その3 (2017-02-15 12:10)
 インフルエンザになりにくい住宅とは! その1 (2017-02-12 18:01)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。